2026.11.02
女性の健康支援「えるぼしプラス認定」「プラチナえるぼしプラス認定」が開始

1 えるぼし認定マーク刷新
2026年2月18日、厚生労働省は、職場における女性の健康支援に取り組む企業を認定する「えるぼしプラス認定」・「プラチナえるぼしプラス認定」を、同年4月1日から創設すると発表しました。あわせて、新しい認定マークのデザインも決定しています。
参照:厚生労働省HP 「女性の健康支援に取り組む企業を認定する「えるぼしプラス」のデザインを決定しました」
リンク先:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html

2 えるぼし認定とは?
えるぼしプラス認定・プラチナえるぼしプラス認定は、既存のえるぼし認定・プラチナえるぼし認定に、女性の健康支援に関する基準を追加した制度です。認定企業が広告やウェブサイト等でマークを使用することで、女性の健康支援に取り組む企業であることのアピールや、企業イメージの向上につながることが期待されています。
現行の「えるぼし認定」は、行動計画の策定・届出を行った事業主のうち、一定の要件を満たした場合に認定されます。
認定の段階は3段階で、星の数は、5つの項目(実績に係る基準)を満たした数で決まります。3段階目(3つ星)は5項目すべて、2段階目(2つ星)は3つまたは4つ、1段階目(1つ星)は1つまたは2つを満たすことが前提で、いずれも「女性の活躍推進企業データベース」への毎年公表が要件とされています(2段階目・1段階目は、満たさない項目について取組の実施状況を公表し、2年以上連続で実績が改善していることも求められます)。
3 えるぼし認定のメリット
えるぼし認定のメリットは主に次の3点です。
①認定マークを商品、広告、名刺・封筒、自社サイト、求人票など幅広い媒体に表示できます。ハローワークの求人票等でも、PRロゴとして表示できる旨が示されています。
②公共調達で加点評価を受けられる場合があります。
③日本政策金融公庫の融資制度(働き方改革推進支援資金)を通常より低金利で利用できます。
そして、4月1日から加わる「えるぼしプラス」「プラチナえるぼしプラス」では、女性の健康支援に関する認定基準が追加されました。
厚労省の発表では、
(1)年次有給休暇を除く休暇制度と、半日・時間単位の有給休暇取得、所定外労働の制限、時差出勤、フレックスタイム制、短時間勤務、在宅勤務のうちいずれかの制度を設けること
(2)方針を示し制度内容とともに労働者に周知すること
(3)研修等で理解促進の取組を行うこと
(4)担当者を選任し相談対応と周知を行うことのすべてに該当すること
が求められ、1~3段階目とプラチナで基準は共通、とされています。
えるぼしは女性活躍の取組状況を、えるぼしプラスはそこに健康支援を重ねて示す仕組みになります。4月1日の制度開始以降、求人や対外発信の場面で、新しいマークを見かける機会が増えていきそうです。

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